弊所では当初、ロゴマークとして行政書士のマークのモチーフになっている、コスモスの花びらを模したデザインを使用していました。
ところがそのマークをしばらく見ているうちに、だんだんと悪役キャラクターの横顔のように見え始めてきたため、そのロゴマークの使用を取りやめることにして、ドアに貼っていたロゴのシールを剥がしておりましたところ、ドアの表面材の一部が一緒に剥がれてしまいました。

そのままにするわけにもいかず、同じ色のカッティングシートを適当に丸く切って一つ貼ってみたのですが、いかにも何かを隠したようなとても不自然な状態になってしまったため、同じように切った丸いシールをあと二つ、まるで意図して貼ったかのように三角形に配置してみました。

その点を毎日見ているうちに、不揃いの点が個性や多様な価値観=行政書士の集まりのように、三つの点が膝をつき合わせて話す様子=行政書士同士やお客様との関係性のように、三角の配置がバランス・調和=行政書士の基本理念のようだなど、行政書士事務所のロゴマークに向いていると考えるようになりました。

そこで早速、特許情報プラットフォームのサイトで似たようなマークがすでに登録されていないかをチェックし、これを正式に弊所のロゴマークにすることにしました。
現在の弊所のロゴマークは、表面が剥がれたドアを修繕するために、適当に切って貼った丸いシールだったのです。

このように、ロゴマークをデザインした時には商標検索で同じ業種に同じようなマークがないか調べておくと、他人の権利を侵害せず安心して使うことができますので、是非下記のサイトで調べてみてください。

特許庁の特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)は、商標だけで無く特許、意匠、実用新案を調べる事ができます。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/


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